【試験】元人事課職員が伝えたい地方公務員面接の必勝法

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この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です

「⚪︎⚪︎市を一緒に変えてくれるエネルギッシュな人材を募集」

「自ら考え行動する職員を求めています」

採用ページはありきたりなことしか書いてなくて対策が難しいな。

公務員の受験生のみなさん、そんな悩みを持っていませんか。

民間と比較して、公務員の面接試験ってネット上の情報が少ないですよね。

そこで今回は地方公務員面接の必勝法を紹介します。

本記事を読むことで志望している自治体の内定を得る可能性がグッと高まります。

わたしの経歴・実績
  • 東京特別区某区・静岡市役所に最終合格
  • 東京特別区の人事課職員として3年間勤務
  • サークルの後輩に面接指導。後輩は区役所に首席合格

一般的に、地方公務員の面接は民間企業よりも倍率が低い。つまり難易度も低いです。

しっかり対策して臨めば複数内定をゲットすることもできます。

この記事で紹介する方法を実行してぜひ合格を勝ち取ってください!

地道に継続した経験を言語化する

男子大学生の写真

自己分析の過程で、地道に継続した経験を洗い出しましょう。部活やサークル、アルバイトなど何でも構いません。

お役所は小さな仕事を継続的に続けられる人材を求めています。

地方公務員の仕事は窓口・電話対応や細かな数字の計算、文書作成がほとんどです。

これらを苦にせず、コツコツと仕事ができそうな受験生は面接官受けがいいのです。

△(過去の経験)

・奇抜なアイデアで硬直した組織を改革した
・誰もやったことのないような大きなプロジェクトに関わった
・リーダーシップを発揮して周囲を巻き込みながら行動した

ぱっと見、面接官受けが良さそうな言葉たちですが、公務員の世界では熱量が強すぎる人と見なされます。

理想論や奇抜なアイデアばかり語る受験生は「組織に合わない人材」と判断されるので注意しましょう。

(過去の経験)

・ゼミでの卒論発表会に備えて毎日テーマに関わる論文を読んでいた
・サークルの会計担当として誤りを見つけるためのチェックリストを作成・管理した
・アルバイトで外国人対応するため英語を勉強した

地に足をつけた経験を言語化できると、面接官が「この子はうちの部署にいても違和感がなさそうだな」と共感してくれます。

志望先の「総合計画」を熟読する

ウェブ上に公開されている「総合計画」を熟読しましょう。

熟読すれば志望動機が具体化できるうえ真剣な気持ちを面接官にアピールできます。

総合計画とは?

ざっくり言ってまちづくりのプラン。自治体がつくる全ての計画の基本となるもので、「基本構想」「基本計画」などから構成される。ほとんどの自治体が総合計画を策定し、紙とホームページの両方で公開している。

総合計画には自治体がどの事業に力を入れているのか、どんな課題を抱えているのかが書かれています。

つまり「ヒト・モノ・カネ」といった資源の使い道がわかります。

ホームページやパンフレットはともかく、総合計画まで読んでいる受験生は少ないです。

「総合計画で指摘されている⚪︎⚪︎事業に取り組みたい」などと答えれば「志望動機がおもしろい」「勉強熱心な受験生」などポジティブな印象を与えられます。

志望先の窓口へ足を運ぶ

志望先の窓口へ足を運び目と耳で得た情報・印象をメモしましょう。

志望動機の具体化と真剣さのアピールに加えて行動力を印象づけることができます。

上で挙げた「総合計画」やホームページなどの熟読も大事ですが、それだけだと小手先のテクニックに走っている印象を与える可能性があります。

わたしは特別区の面接において、ある部署が管理している施設について熱く語っていると

あなたはその施設を見学したことがあるの?

しんのすけ

・・・行ったことはありませんが、パンフレットを読みました。

と、面を食らった経験もあります。(ちなみに、面接は受かりました)

特定部署をネタにして話す場合は、可能であれば窓口(施設)の見学もしておきたいところです。

想定問答集を作成する

よほど喋りが達者な方以外は、想定問答集を作るのが無難です。

想定問答集を作るべき理由

・不安な気持ちが軽減される
・文字起こしを通じて思考が整理される
・自分の回答に一貫性があるかを確認できる

なお、ほとんどの地方公務員の面接では変な質問が飛んでくることはありません。「質問カード」など事前提出した書類に沿って受け答えを続ける場合が多いので、その点はご安心ください。

また、ウェブで探せば実際に聞かれた質問を記載しているページもあります。すべてを信じるのはリスクがありますが、確度の高い情報だと判断したものは参考程度に取り入れましょう。

ベストなのは、わたしの後輩のように、受験の経験者に直接聞くこと。もし志望先に先輩がいる場合は、連絡を取ってみましょう。

最後に「よく聞かれる質問」をまとめたので、試しに回答を考えてみてくださいね。

地方公務員の面接でよく聞かれる質問

・民間ではなく公務員を選んだ理由はなんですか。
・都道府県ではなく市区町村を選んだ理由はなんですか。※市区町村面接の場合
・⚪︎⚪︎(志望先)を選んだ理由はなんですか。
・入庁したらどんな仕事に取り組みたいですか。
・学生時代に取り組んでいたことはなんですか。
・挫折を乗り越えた経験はありますか。どう乗り越えたのかを教えてください。

まとめ:面接は怖くない!対策をして合格を勝ち取ろう

面接で合格を勝ち取った人の写真

今回の記事では地方公務員の面接必勝法を紹介しました。

公務員は筆記・論文試験のウェイトが重く、対策すれば受かる面接です!

民間では数十倍、数百倍を勝ち抜かないと合格できない企業もありますが、公務員試験ではせいぜい一ケタ倍です。

この記事に書いてある内容を実践すればきっと合格できるはず。

これから公務員試験を目指すみなさんは参考にしてくださいね。

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